簿記3級ポイント解説 第十回 ー未収入金・未払金ー

売掛金と買掛金、掛け払いですね。「つけで飲む」「つけの利く店」なんて、今の若い方は言わないのでしょうね、きっと。要は後払いです。売上げた側は後で払って貰う売掛金、仕入れた側は後で払う買掛金。
では、今日のテーマ未収入金と未払金とは何でしょうか?

 

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みなさんこんにちは、プロフェッサー夏亀です。調子はどうですか?

 

早速今日の学習です。まずは未収入金勘定から。
1.商品を売上げ、代金1,000,000円は月末に受け取ることとした。
借(売掛金)1,000,000 貸(売上)1,000,000
資産の増加と収益の発生

2.保有する株式、帳簿価額1,000,000円を1,000,000円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。
借(未収入金)1,00,000 貸(有価証券)1,000,000
資産の増加と資産の減少

3.保有するトラック、帳簿価格1,000,000円を1,000,000円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。
借(未収入金)1,000,000 貸(車両運搬具)1,000,000
資産の増加と資産の減少

未収入金勘定の使い方はもうお分かりですね。商品を売上げて後払いは売掛金勘定、商品以外のものを売却した場合は未収入金勘定です。簡単ですね!

 

では、続いて未払金勘定をみてみましょう。鋭い方はもうお分かりでしょうね。
4.商品を仕入れ、代金1,000,000円は月末に支払うこととした。
借(仕入)1,000,000 貸(買掛金)1,000,000
費用の発生と負債の増加

5.株式を1,000,000円で購入し、代金は月末に支払うこととした。
借(有価証券)1,000,000 貸(未払金)1,000,000
資産の増加と負債の増加

6.トラックを1,000,000円で購入し、代金は月末に支払うこととした。
借(車両運搬具)1,000,000 貸(未払金)1,000,000
資産の増加と負債の増加

そうです、商品を仕入れた時の後払いは買掛金勘定、商品以外のものを購入した場合は未払金勘定です。今日はサクッと終わってしまいましたね。

 

なお、有価証券の取引の処理を忘れてしまったという方は

簿記3級ポイント解説 第九回 ー有価証券ー

固定資産の取引に付きましては
簿記3級ポイント解説 第八回 ー固定資産ー をご参照ください。

 

早く終わってしまいましたので、以下余談です。
未収入金や未払金の「未」と言う字ですが、「いまだに(~しない)」と言う意味ですね。この場合、ひつじと言う意味ではありません(^^)
未完成品とか未熟者とか、いまだに完成しない物、いまだに熟していない者と言ったマイナスの言葉が思いつきます。未亡人なんて結構ひどい言われ方ですよね。いまだに亡くならない人。言い方変えたらいいのにと思います。
未来という言葉もありますね。これはいい言葉です。夢があります、広がります。
話しを戻しますが、未収入金、未払金は、いまだもらっていないお金、いまだ払っていないお金です。「後で払ってね」と言う権利と、「後で払わないと」と言う義務です。

 

では、今日はこれまで。
See you!