赤字家計の改善をテーマに、前回からの続きです。
前回から引き続きお読みいただきまして、ありがとうございます。
前回、第1回の記事はこちらです。
家計改善のすすめ。ムダをチェックし見直して、赤字体質から脱出しませんか。家計改善1
黒字家計の大原則
収入以上に支出しない
ポイント1
まずは、支出を減らす。次に、収入を増やす。
ポイント2
強い意志を持つ。
ポイント3
家族みんなで取り組む。
と言うことで、家計改善のスタートとして、支出を減らすために家族みんなで協力して家計簿をつけましょう、と言うお話しでした。
お子様にも参加していただくのですが、もちろん、お子様にどこまで情報を共有するかは各ご家庭でご判断ください。
さて、では続きを始めましょう。
支出の洗い出し
まず間違いないと思いますが、ご自身もしくはご家庭の支出が、何にいくらかなんて、把握していませんよね。
だいたい皆さん、そうおっしゃいます。
支出の洗い出し、そこから始めましょう。
家計簿を付ける
まずは今日の家計簿を付けてください。昔やった小遣い帳レベルで結構です。
そして一週間。1ヶ月。
何日から始めても構いません。丸々1ヶ月分あることが大事です。
こうすることによって、支出の構成が分かります。
毎日かかる食費やコンビニのコーヒー、同僚との飲み代やママ友とのランチ。
その他、決まった日に引き落とされる公共料金やカード決済、家賃やローン。
子どもの塾の支払い。
びっくりしますよ、きっと。
こんなに支払うものがあったのか!と。
実際に1ヶ月間家計簿を付け終わるまで待っていますと、その期間、改善が遅れてしまいます。
ですから、実際の家計簿を付けるのとは別に、今すぐに予測の家計簿を作って、
そして、1ヶ月後に実際のものと照らし合わせて修正しましょう。
予測と実際で違いが多い方は、浪費家の要素が多いです。
ポイント4
家計簿を付けましょう
エクセルを使いましょう
ノートでももちろんオッケーですが、エクセルを使いますと、楽にできます。
合計するのも計算機要らずで、計算ミスも少なくなります。
または、無料の家計簿アプリもたくさんありますので、自分に合ったものがあれば、それを使うのもいいと思います。
あくまで予測ですので、どんな方法でもいいのですが、カレンダーや手帳を見ながら先月の行動を思い出すのも一つです。
公共料金やカード決済など、銀行引き落としのものは、通帳、ウェブ通帳などを見れば、一目瞭然ですね。
それから、家族みんなでやると、きっと楽しいと思いますよ。
「お父さん、飲んで帰って来た日だ」
「僕は塾の帰りにコンビニでおでん食べた。ママは?」
「あっ、え~とぉ、えへ」
なんて、一人で食べたお寿司がバレたりするかも知れませんが…。
自分では思い出せないことも、家族は覚えていたりするものです。
さて、1日は何曜日でしたか。
何処へ行きましたか。
仕事ですか、レジャーですか。
移動は何でしたか。
電車ですか、自動車ですか。
食事は何処で何を食べましたか。
お昼は、夜は。
2日は何処へ行きましたか。
3日は。
カードの引き落としは何日ですか。
何か特別な支出はありませんでしたか。
定期券を買ったり、ボディーソープが切れていたり、新聞の集金があったり。
町内会の集金なんて、まず思い出せません。
自販機でコーヒーは。
突然の雨にコンビニでビニール傘、買いませんでしたか。ついでにペットボトルやスイーツ、それと、お料理のレシピ本とか。
では、家計簿作りをお楽しみください。
次回は、洗い出された支出が節約可能か否か、また、その方法をみていきましょう。
こちらです。
家計簿の中身をチェック。赤字の原因はこれだった! 家計改善3
是非、お読みください!