赤字家計の改善をテーマに、前回からの続きの4回目です。
前回から引き続きお読みいただきまして、ありがとうございます。
このページからお読みいただく方、お越しいただきましてありがとうございます。
前回、第3回の記事はこちらです。
家計簿の中身をチェック。赤字の原因はこれだった! 家計改善3
第1回の記事はこちらです。
家計改善のすすめ。ムダをチェックし見直して、赤字体質から脱出しませんか。家計改善1
黒字家計の大原則
収入以上に支出しない
ポイント1
まずは、支出を減らす。次に、収入を増やす。
ポイント2
強い意志を持つ。
ポイント3
家族みんなで取り組む。
ポイント4
家計簿を付ける。
そして、赤字家計の最大の原因、それは、旧態依然とした生活習慣から抜け出せない自分でした。
変化を恐れる自分。
現状を心地良く感じ、変化を良しとしない自分の気持ちの中に、最大の原因がありました。
これを変える勇気と、どう変わりたいかという希望を持たなければ、改善に何度着手しても、全て失敗に終わります。
自分自身が変化をする。
それは、
ポイント5
必要なものを諦める。
と言うことです。
そして導き出されたのが、
黒字家計の新原則
生活スタイルを進化させる
と言うところまでが前回の内容です。
これから具体的に診ていきましょう。
支出の削減
当然、目に見えて「削減できたー!」と感じられるためには、効果の大きなものから手を付けます。
更に付け加えますと、固定費から。
なぜなら、一度削減しますとその効果は、その後ずっと続きますので。
無理は承知で大胆に行きます。
固定費の削減
住居費
持ち家の場合
最も大きいのが住宅ローン。
借り換えを検討してみましょう。
もちろん、目的は金利の削減です。
特に、マイナス金利政策前に借りた方で、返済期間が長く残っている場合。
かなりの確率で、返済の支払総額が小さくなります。
「自分は変動金利で借りているので、マイナス金利になったときに、自分の利息だって当然に安くなっているはずですよ。心配ない心配ない。がはは。」
と思った方。
こちらが参考になるかも知れません。
借り換えにつきましては、次のページをご参照ください。
借り換えなんて言っていないで、もっと大胆に、住み替えてしまうという手もあります。
今お住まいの物件の売却額より、低い価格で次を購入できれば、差額が残ります。
金利の低い金融機関も選べますし、税制で優遇を受けられる場合もあります。
今の場所がいい、と言う気持ちも分からないでもないですが、新しい場所はもっといいかも知れませんよ。
賃貸の場合
まずは家賃の交渉です。
大家さん、不動産屋さんに相談してみてください。
今の時代、下がることはよくあります。
ただ、希望を言わなければ下がりません。
言うだけはタダです。
面倒臭い、気まずい、などと言っていないで、今度のお休みに実行してください。
そこで家賃が下がっても、それで終わりにしてはいけません。
もっと条件のいい他の物件を探しましょう。
今の不動産屋さんに依頼するのはもちろん、他の不動産屋さんやネットを駆使します。
実家に同居できる方はそうしましょう。
家を飛び出したばかりに、敷居が高くなってしまっている方、仲直りのチャンスです。
頭を下げて謝っても許してくれない親がいたとしたら、寂しいですがもうそれまでです。
次のチャンスは遠いと思います。
引っ越しでネックになるのが、子供の学区の問題ですね。
転校が必要になるかも知れません。
通勤時間も大切です。
家族みんなで話し合い、協力して取り組みましょう。
持ち家の方の引っ越しよりは、ハードルが低いと思います。
自動車関連費
自動車をお持ちの方、これも大きいですね。
家計簿から自動車関連の支出を拾い出して合計してみてください。
ひっくり返りそうになります。
削減の幅はかなりあります。
方法は主に次の2つ。
1 手放す
2 買い替える
言うまでもなく、1の方がインパクトは大きいです。
次のものがなくなります。
自動車ローン。
駐車場代。
自動車税。
自動車保険。
車検費用。
ガソリン代。
洗車費用。
その他、オイルやウォッシャー液、室内の小物代などなど。
オートバックスやイエローハットのレシート、結構な金額ではないですか。
自動車が必要な場合は、レンタカーをしてはいかがでしょうか。
最近はいたるところで、カーシェアが利用できます。
私も実際に利用しておりますが、手続きも利用方法も、いたって簡単です。
思い切って自動車を持たない生活、始めてみませんか。
自動車を複数台所有されているご家庭、常に全車利用してますか。
まずは1台、減らしてみませんか。
近くにレンタカー、カーシェアがなく、利用できない方。
常に自動車が必要で、利便性まで考慮すると、やはり手放せないという方。
買い替えを検討してみてください。
購入価格を抑えるのはもちろんです。
排気量が小さくエコな自動車は、ガソリン代だけでなく、税金も安くなります。
自動車保険の金額も、車種によって違います。
メルセデスからフィットに乗り替える勇気、いかがでしょうか。
まだまだ続きます。
次回はこれです。
是非、お読みください。