今回は変動費です。
前回までは、固定費を診てきました。
家計改善のすすめ。ムダをチェックし見直して、赤字体質から脱出しませんか。家計改善1
次は変動費、と言うことになるのですが、
「電気代は固定費だ、いや変動費だ!」
「食費は固定費だ!」
「でも、水道は変動費だ!」
どうでもいいですね。
ここでそれを議論するつもりはありません。
前回からの続きで、「その他の項目」と言うことで話しを進めます。
その他の項目
食費
どのご家庭でも、家計簿で幅を利かせている項目の一つが、食費です。
人はみな、食べないと生きていけませんからね。
食費の削減
食費に関しましては、大変難しい問題です。
一概に「ここを削りましょう。」とは言えないのです。
何故ならば、口に入れるものですので。しっかり見極めて、品質のいいものを食べていただきたいからです。
値段ばかりを気にして、例えば不衛生なものを食べてしまったばかりに医療費がかかる。
場合によっては入院や、もっと不幸なことにもつながりかねません。
高くても、安全なものを食べておけば良かった。
もっと美味しいものを選んでおけば良かった。
あとの祭りです。
ですから、食費を削るとしますと、気をつけるのは次のようなことでしょうか。
外食を減らす。
外食は確かに楽ですが、家で美味しいものを作りましょう。
毎週末の外食5,000円。家族の楽しみですよね。
でもそれ、月に一度の10,000円の食事にしてみませんか。
まとめ買いをして、結局食べきれずに廃棄。
割高でも、少量で買った方がいい場合があります。
食べた後に、「あ~、もう食べられない!」という状況をなくす。
肥満になりますと、いろいろと出費がかさみます。腹八分目ですね。
あまり贅沢をしない。
毎日お刺身を食べなくても…。
晩酌
一日おきにしましょう。
または、「最後、もう一本。お願い!」をやめてみましょう。
第2、第3のビール
私なら、発泡酒2本よりビール1本、です。
気分の問題です。
水道光熱費の削減
これからかなりセコいことを言います。
気分が沈んでくるようでしたら、サッと読み飛ばしてくださいね。
節約も大事ですが、下向き後ろ向きになってしまっては、元も子もないですから。
水道料金
水道料金には下水道料金がセットになっています。下水道にはメーターついていないのに・・・。
さて、水道料金の代表はお風呂でしょう。
一人暮らしの方はシャワーでもあまり差はないでしょう。
ご家族でお住まいのご家庭は、お風呂に入りましょう。
お湯が冷めないように、続けて入りましょう。
二人で一度に入りますと、お湯がこぼれます。
湯船には一人ずつですね。
残念…
一人でもお湯がこぼれる方、やせましょう。
お風呂のお湯は、翌日の洗濯に使いましょう。
お掃除にも使えます。
植物にもあげられます。
でも、炊飯には使わないでください。
歯磨きの最中は、水を止めましょう。
うがいをするときは、コップを使いましょう。
両手で水を受けて口をすすぐ方法ですと、その都度水を止めることができません。
ちなみに、歯磨き後のうがいは、2回でいいそうです。
ドライヤーは手早く。
吸収率の高いタオルでよく水分を取ってから。
ちなみに、タオルでゴシゴシ拭くと、髪も肌も傷みます。
優しくです。
あっ、ドライヤーは電気代の項目でした。
シャワーにしても食器洗いにしても、水が飛び散るほど強く水道を開く人がいます。
細くしてみませんか。
最初は違和感、物足りなさがあると思いますが、慣れてしまえば十分もの足りることに気付くはずです。
むしろ、飛び散る水が不快に感じられるようになります。
ボディソープも食器洗剤も、最近のものはとっても泡切れがいいですよ。
電気代
簡単な話しです。
使わない。
ちょっと乱暴ですね。
必要以上に使わない。
必要なものも、意識一つで要らないものに変わります。
例えばテレビ。
絶対観たいと思っていても、3日間観なければそれが日常になります。
連ドラもしかり。
一回みそこなってしまいますと、続きがよく分からなくなります。
ま、いっか。となりますよ。
ちなみに、音量を下げますと、電気代も下がります。
エアコン
窓を2箇所以上開けますと、結構風が通ります。
運転させる前に、室内の空気の入れ換えをしましょう。
エアコンを始動しなくても十分かも。
扇風機の併用も効果的です。
最近のエアコンは、私たちよりずっと賢いですから、自動運転にしましょう。ちょっとした外出なら、むしろ切らない方がお得な場合があります。
炊飯器
たくさん炊いて保温しておくよりは、食べる分だけ炊いた方が省エネになることも。
保温にも電気使いますからね。
余った分は、保温ではなく冷凍庫へ。
廊下の照明
誰もいませんよ。
他にも無人の部屋、明るくないですか。
トイレやバスルーム、そんなに明るい必要、ありますか。
手元が確認できればいいんです。
ワット数を小さくしましょう。
電球選びは、念のため電気屋さんに相談してくださいね。
そんなことで火事でも出したら最悪です。
小さくする分には大丈夫だとは思いますが。
LED
白熱電球や蛍光灯をLEDに変えると電気代は下がりますが、それ自体が高額ですので、使用頻度などをもとに計算する必要があります。
なお、東京都では昨年から、白熱電球2個とLED電球1個を無償交換する事業を実施しています。
都知事とアポーペーンが並んで写っているポスターが目印です。
白熱電球を100円で2個買ってちょっと使って…、独り言です。
だから言ったじゃないですか。
セコい話しをしますって。
ガス代
お湯を沸かすときは、必要な分だけ。
コンロの火は、鍋の底面からはみ出さないように。
目玉焼きは半熟で。
あっ、これは好みの問題でした。
蓋や落とし蓋を利用したり、余熱料理を覚えたりしますと、ガス代は減ります。
前述しましたお風呂の家族連続入浴も、しかりです。
床暖房は、人のいる範囲だけつけましょう。
細かい話しを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回は趣味、娯楽費あたりをテーマに考えております。
是非、お読みください。