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楽にできる片付けのコツと快適なくらしやお金を貯めるヒント

片付け上手はたまる紙袋を活用しないで捨てている

ベストな利用方法はリサイクル

ついつい溜まる紙袋の処理、どうしてますか? 思いきって捨てることができれば、何の苦労もありません。それがなかなかできない。捨てられない心理はズバリ、もったいないから。決してケチというわけではないのです。もったいないという、日本に昔からある素晴らしい考えが、不幸にも結果的に、お部屋の散らかりの原因になってしまっているのでは。

目次

使い道のない紙袋はこうして我が家にやって来る

昨年からレジ袋が有料化されました。対象は従来からあるプラスチックバッグなんですが、エコの観点からか、紙袋を有料にしたお店もあります。それでもまだ無料のところは多く、購入したものが重たい場合やワレモノの場合には、二重にしてくれたりします。また、贈答に利用されるようなお上品なお店では、「お渡し用に一枚入れておきます」などと行き届いたサービスまで。

溜める心理と溜まる理由

買うならいらないけど、くれるならもらう。
筆者もどちらかと言うと、そうかもしれません、もらってしまうことがあります。
例えばデパートで、あれもこれもと和菓子洋菓子3店舗まわりますと、紙袋3枚になります。お渡し用が入ると、6枚以上になってしまいます。自宅で食べるのに。
断ればいいんです、自宅用ですからと。でも、もらっちゃうんですよね、私、小市民ですから。しかも、お渡し用にいれてくれた紙袋は未使用でキレイ。何かに使えるかも(使いません!)。
お渡し用をもらう以前に、そもそも最初のお店でもらった紙袋に、次のお店で買ったものも入らないですか。
これでは溜まる一方です。

また、ブランドものを買ったり、人気のスイーツをもらったりすると、それはそれはオシャレでカッコいい、素敵なデザインの紙袋だったりします。捨てられないんですよね、もったいなくて。使い道、ないのに。

溜まるのではなく溜めている

紙袋が勝手に溜まるはずはありません。誰かが溜めているんです、誰かが。
小さい頃の教え。物は大切にしたなさい。もったいない、何かに使えるでしょ。まだ使えるでしょ。新しいのはとっておきなさい。
そんな言い付けを今でもきちんと守っている人に、捨てられない人が多いのではないでしょうか。これは一朝一夕で変えられるものではないと思います。
ではどうするか。
はじめから、もらわないようにする。
もらってしまうから、捨てられなくて溜まってしまうのですから。

片付けとは、しまうか捨てること

今後少しずつ、もらわない自分に変わるとしましても、すでにもらってしまって、部屋に溢れている紙袋問題の解決にはなりません。数を減らすには、家から追い出すしかないんです。

片付けとは、必要な物をしまって不要なモノを捨てることです。
必要な物とは普段またはたまに使う物であって、いつか使うかもしれないモノではありません。今問題の紙袋は、しまうものではなく、捨てるべきモノです。
お住まいの自治体の方法にしたがって、次の紙リサイクルの日、または燃えるゴミの日に、出してしまってください。

ストックの基準は作らない

捨てると気持ちが決まっても、どこか未練が残っていませんか。

これ、未使用だし。
これはかわいいし。
これ、絶対使える。
今度帰省のとき、何か入れて行こう。
3枚くらいは、もしものためにとっておこう。

などなど、理由をつけて残しておこうなんて考えてはいけません。今後、まず使う出番はありません。気がつけば、増えてしまっている!なんてのが、オチです。

活用しても片付かない

それでもまだ、何とかして捨てずに済む方法はないかと悪あがきを企んでいる人。何の解決にもなりません。

押し入れに収納するものをまとめるのに使おう。
クリーニングに出すときに入れて行こう。
観葉植物の植木鉢カバーにならないかな。
ゴミ箱代わりに使おうかな。
ブランドの紙袋、メルカリで売れるかも。

ここまでくると立派です。よくもまあ理由を考え付くものだと。でも、今までそうしなくても生活してこれたんですよ。

押し入れに使いますか?
前回のクリーニングの時はどうしたんですか?
植木鉢カバー、本当に紙袋でいいんですか?
ゴミ箱、もうありますよね?
出品から発送まで、手間、かかりますよ。費用対効果は?

詳しくはこちらをお読みください
片付けにメルカリを使ってはいけない理由 - natsunoumigame's


捨てるしか道はないんです。

それでも捨てられない

罪悪感からか、もったいない病からか、それでも只捨てることなんてできない。という人は、きっと大義名分が欲しいんだと思います。自分では使い道がない。でも、無駄にしてはバチが当たる。
使わずに眠らせておくのも、十分に資源の無駄遣いだと思いますが。

そこで提案です。
リサイクルに出したらいかがでしょうか。
自分では有効に活用することができなくても、リサイクルすることによって、社会の役に立ちます。自然環境保護にもなります。捨てるのではなく、紙袋に新しい命を吹き込むのです。その資源を提供するのです。

さあ、次の人生(紙生?)を歩んでいただきましょう。

紙のリサイクルの日は、自治体のサイトで簡単に調べられます。

あっ、リサイクルに出す紙袋を入れるのに、紙袋1枚使いますね。
使い道、ありました。

ナツ亀

追伸
もう、無駄にもらわないでください。