正しい保険の入り方

保険に入るきっかけ

 

一人者の時はあまり気にもしません。保険なんて。しかし、結婚して配偶者ができ、子どもが生まれますと意識が変わります。生活費、養育費、学費の心配が出てきます。すると、どうしても入りたくなっちゃいますよね、保険。

 

でもちょっと待ってください。その保険、何のために入るのですか。本当に必要なものですか。それがないと困るのですか。

 

様々な誘惑

 

昔は職場に保険レディーのトモコさんがやって来たものでした。

不安を煽られ、勧められるがままに、保険屋さんの売りたい保険に入らされた、入った人も多かったのでは。

トモコさん、丸儲け。

 

いまはネットで手軽に情報が手に入る時代です。

職場にもご近所にもママ友にも、保険のアマがたくさんいます。聞きかじりの情報で、人の不安を煽ります。

そして、いい加減なことを言って、いい加減な保険を平然と紹介してきます。

プロ真っ青の口調で。

 

「旦那にもしものことがあったらどうするの!」

(考えてます)

「今は入院にもお金がかかるのよ~」

(分かってます)

「あら、おめでた!?学資保険入った?ダメよ、早く入らなきゃ!」

(なんで?)

「がん保険はいいわよ~。ガンになっただけでお金もらえるんだから!」

(「だけで」って、あんた・・・)

「あのお宅なんて、介護で破産状態なのよ!」

(何でそんなことまで知ってるの)

「まーだ個人年金入ってないの!私たちのころは年金なんてもらえないのよ!」

(何を根拠に断言してんだ、なあ)

 

きちんと勉強すれば、きっとトップセールスマンになれます。

 

そしてまた、こちらから保険の相談窓口に出向く時代でもあります。

何か保険に入ろう、と思って行くわけですから、保険屋さんにしてみれば、赤子の手をひねるようなもの。

楽勝でご契約、です。

 

もう、保険の魔力に引っかかる罠は、至る所で待ち構えています。

 

ムダな保険を買わないために

 

ネットでも雑誌でも、保険の見直しをしようと検索しますと、必ずこう言われます。

保険相談の窓口やファイナンシャルプランナーにご相談ください。って。

相談するのはいいのですが、決めるのは自分です。

相談に行って、

「何かいい保険はないですか。」

なんて尋ねようものなら、飛んで火にいる夏の虫が、ネギ背負って来たようなものです。

保険屋さん側にとっていい保険が、たくさんあります。

 

入ることが目的ではない

 

「なにか保険に入ろう。」

ではなく、

「こういう保障が必要だから、それに合った保険に入ろう」

という頭でいないと、要らない保険に入ってしまうことがあります。保障が必要ないのであれば、保険なんて入る必要はないのです。

 

金があれば保険は要らない

ストレートな言い方をしますと、お金持ちには、生命保険は必要ないんです。

年金保険も火災保険も旅行保険も、何にも要らないんです。

100億円持っているのに、1千万円の死亡保険金が欲しいですか。月々10万円の年金貰わないと困りますか。

 

庶民には保険が必要

 

実際、そんなお金持ちは極々僅かでしょう。多くの方は、色んな保険が必要になってきます。と言っても、まだ独身で家族のない方、学資保険に入る必要なんてないですよね。

片っ端から保険に入っていたら、保険金が必要になる前に破綻してしまいます。

だから、優先順位をつけて、絶対に必要なものから、必要最小限の保障を買う、つまり、保険に加入していくことになります。<

 

保険相談はこうするのが正解

 

相談の仕方は人それぞれで構わないとは思いますが、まずは、ご自身の情報を詳しく提供しましょう。

収入、家族構成、現在の資産状況、そして、加入中の保険証券を持参することを忘れないでください。それと今後の生活環境、プランなどなど。

真剣に相談すれば、真剣に考えてもらえるのではないでしょうか。

その上で、

「我が家にピッタリの保険を紹介してください。」

と相談します。

そうして紹介された保険に対して、

「この保険の保障内容を詳しく説明してください。」

「この保険とその保険、違いは具体的には何処ですか。」

などと積極的に聞きましょう。

商品を決めるのは必ず自分でなければいけません。もちろん、その日に決める必要なんて、絶対にありません。一旦持ち帰ってよく考えましょう。何度も相談するうちに、考えも変わってきます。気がつかなかったことも出てきます。

3回でも4回でも5回でも、通ってください。

毎月の保険料は小さくても、トータルで何百万、何千万と払うのですよ。

衝動買いでいいのですか。

膨大な保険商品の中から自分に合ったものを見つけ出すのは奇跡です。

保険相談の窓口やFPは、実はとっても頼りになります。

 

後になって、「だまされた!」「損した!」とならないように、納得のいくまで良く相談し、ベストの保険に出会ってください。