片付けても片付けても片付かない
汚部屋と言われるほどではないけれど、確かに散らかっている。決して片付いているとは言えない。
常々片付けたいとは思っている、または、いつだって片付けているのに、一向に片付かない。気がつくとまたモノが増えている。
そんな悩みは、多くの人が抱えています。
では、片付かないモノとはなんでしょうか。
お部屋を見回してみてください。
- 子供のおもちゃ
- 雑誌、本、マンガ
- 衣類、カバン
- DMや書類などの紙類
- お洒落だったり可愛かったりするビンや缶
どれもゴミではありません。
ゴミなら簡単です、捨てるだけです。
とかく、片付けたいのに片付かない、とお悩みの人は、しっかり掃除をしています。ゴミは落ちていませんし、ホコリもたまっていません。汚くはないのです。きれいなんですけど、散らかっているんです。
だから大変なんです。なかなか解決しません。ゴミではないので、捨てられないんです。ところせましと場所を取る膨大な量のモノを。
片付けても片付けても片付かないのは、モノが多いからで、収納はもうすでに飽和状態だと思います。
もう、捨てるしかないんです。でも捨てられない。
そんな場合の解決方法、最後の手段は、捨てる理由を自分に納得させることしかありません。
不要なモノを捨てるのには、理由は要りません。ここでは、不要とは思っていないモノを捨てる理由を考えていきましょう。
目次
子供のおもちゃ
当然、自分を納得させて片付けていこうというのですから、人のモノは捨てられません。
たとえ自分が買ってあげたおもちゃであっても、今はすでに子供のモノ。親でも捨てる権利はありません。子供のおもちゃの片付けは、子供がするしかないんです。
大人にできることは、片付ける方向にもっていくこと。根気強く我慢強く、です。
もうひとつ、何でもかんでもすぐに買い与えないことです。
雑誌、本、マンガ
読んでつまらなければ問題ない(つまらないのを買うのがそもそも問題?)のですが、面白かったときが厄介です。面白いのですから捨てたくない。当然です。
ですが、取っておいても、もう一度読むことなんて、絶対ありません。過去にそんな経験ありますか。
辞書や図鑑などでなければ、一度読んだらもう見ません。捨てても問題ありません。
重要なことが書いてあれば記憶や印象に残っているハズです。それらがなければ、取っておくに値しない本と言うことです。即、捨てましょう。
買ってきてまだ読んでない本はどうするか?
いつ買ってきたのですか。興味がないから読まないで、ほったらかしにしておいたんですよね。捨ててください。
衣類、カバン
落ちない汚れ、すり傷や穴があれば捨てましょう。修理に出すつもりで取っておいたと言う言い訳は聞きません。いつからですか。今後修理に出されることは絶対にありません。
サイズ違い。二度とサイズは合いません。
流行が過ぎてしまったモノは人それぞれ。気に入って使っているのでしたら、そのまま使いましょう。
数が多過ぎる場合は、これからの出番を想像してみましょう。
コロナでリモートになり、出社の回数が減ったなら、通勤カバンの出番は少なくなります。通勤着も同様です。
毎日違う服装で出勤していた人も、週に1回の出勤でしたら、1~2着あれば足りるのではないでしょうか。
服装に合わせて持っていたバッグも、それほど色や形の違いで揃えておく必要がなくなったのではないですか。
外出時間と在宅時間が逆転し、部屋着か必要になった人も、ちょっと待ったです。
外出着を部屋着にしてしまうのもありです。あえてリラックスできない服装でいることで、生活に変化が生まれ、ツキがまわってくるかも。
DMや書類などの紙類
お得な情報のDM。ちょっと待ってください。お得なのはDMを受け取った人ではなく、発送した人。すぐに捨てたほうが賢明です。
書類も同じです。ためになる情報なんてまず書いてありません。もしあったなら、最初に読んだときに頭に入っているハズです。たまった書類に価値はありません。
お洒落だったり可愛かったりするビンや缶
オシャレなビンや缶を集めている人、結構多いと思います。無理に捨てなくてもいいでしょう。
でも、できれば空のまましまっておかないで、有効利用しましょう。本来のビン、缶の仕事をしてもらうのです。
小物の整理などに使えば、小物を使うたびに、お気に入りのビンや缶を見ることができます。
空でしまっておいても、目にするのは次の片付けの時だけです。そして捨てようかどうしようか悩むのです。きっとそのまましまいこみます。
もしかしたらもう、一生見ることがないかもしれません。お気に入りなのに。
お気に入りは是非使いましょう。しまっておかずに。
ナツ亀