他の人にはなんでもないこと
昨夜、つまり2019年12月16日の晩、うちの子が一人でトイレをしました。
極めて個人的で、しかも下のお話しで大変申し訳ないのですが、備忘のために書いております。メインの部分のリアルな描写はありませんが、お食事中の方にはお気をつけくださいませ。
突然の出来事
夕食後、いつものように確認の声をかけます。
「おしっこは?」
返事は大体次のどちらか。
「大丈夫!」
か、
「ママー!(orパパー!)」
二つ目は、一緒に来て、の意味なんですが、昨日は違いました。
「行ってくる!」
(ん?)
我が子はまず洗面所に向かいました。
(どこでするんだ?)
手を洗ったりうがいをするために、小さな踏み台が置いてあります。それを持ってトイレへ。
(中々賢いぞ)
いつもは開けっ放しのドアを閉め、更にはロックをガチャ。
(いつ覚えたんだ!?)
上手に出来るか心配ですが、こうなるともう自分で出て来るのを待つしかありません。ドアの前で立っていると、気配を感じたのか、
「あっち行ってて!」
長い長い時間
仕方ありません。リビングに戻りドアのガラス越しに誰もいない廊下を見守ります。
ちゃんとズボンは脱げたかな?
上手に踏み台を使って無事座れたかな?
トイレットペーパーに手は届くのだろうか?
そもそも間に合ったのか?
降りるとき踏み違えないだろうか?
便座から落ちる大きな音はしないか?
鳴き声は聞こえてこないか?
ひっくり返って怪我なんかしたらどうしよう!
全てうまくいっても、最後ドアのロックは解除出来るのか!?
待っている時間はとても長く感じました。
ガチャ!
ととととととーっと走り出てきました!
「ちゃんと自分で出来たよー!」
無事か!?
無事です。泣いていません。笑顔です。得意気です。ズボン、履いてます。濡れていません。
これは感動です!
今日は記念日です!
家族には大袈裟だと言われましたが、これは大きな出来事です。昨日は大切な日になりました。
水を流し忘れていても、踏み台を片付けていなくても、ドアが開けっ放しでも、そんなことは全くOK。我が子の笑顔とは裏腹に、筆者の顔はきっとグチャクチャ。涙目は溢れる寸前でした。
今日は何か買って帰ろう…