父の日
今度の日曜日は父の日ですね。
みなさんにとっての父の日はいつですか?
6月の第3日曜日?
お父様の誕生日?
それともあなたの誕生日?
おかしなことを聞くもんだなあと思われるかも知れません。
でも、父の日は一人一人違う日でもいいんじゃないか、って思ってます。
お父上のご命日という方もいらっしゃるでしょう。
イベントとして全国的に6月の第3日曜日とすることに反対をしている訳では決してありません。しかし、親を思う気持ちは千差万別、十人十色。
父の日を自分で決める。どうでしょうか。
こんにちは、夏亀です。
父の日。元々はアメリカで始まった習慣のようです。ある子供たちが、育ててくれた父親に感謝したところから始まったとのことです。
「何月何日」ではなく、「日曜日」と言うところがなんともキリスト教らしいと感じますが。
日曜日がお休みのお父さんが多いでしょうから、日本でも受け入れられやすかったのではと思います。
父への感謝も神への感謝も、その気持ちを持てる人は、きっと幸せな毎日を過ごせているのでしょう。
改めまして、
みなさんの父の日はいつですか?
父の日は、ある人の、父への感謝の気持ちから始まったのです。
世界中がその人のお父様に感謝する日と言うわけではないのですから、みなさんにとっての父の日は、みなさんの気持ちで決めてみたら、また特別な日になるんじゃないでしょうか。
記憶を遡ってみてください。記憶を思い出せるのは何歳の頃からですか。5歳? 3歳?
そこから今日まで、楽しかったこと、嬉しかったことを思い出してみませんか。
1つだけかも知れません。100個あるかも知れません。
お父様と一緒に楽しかったことは何ですか。お父様と一緒で嬉しかったことは何ですか。それらの日はいつでしたか。その日を父の日にしてみたらいかがですか。
いい思い出ばかりではないかもですね。
父の日は1日だけですか?
入園式の日。
学校へ迎えに来てくれた帰り道。
海水浴に行ったこと。
追いかけてきた犬を追い払ってくれたこと。
紙飛行機を作ってくれた。
初めて怒られたとき。
お父様の背を追い越した日。
お母様に内緒でお小遣いをくれた。
まずいカレーを作ってくれた。
結婚式で泣いていた。
定年退職した日の複雑な顔。
弱々しく病院のベットで見せる笑顔。
などなど
それがいつだったか思い出せなかったら、思い出した日でもいいじゃないですか。今日が父の日です。明日もそうかも知れません。
一緒にいるのなら笑いかけてあげましょう。
すぐに会いに行けるなら会いに行きましょう。電話でもいいじゃないですか。きっと喜びますよ。会えるうちが幸せです。
私も色々と思い出します。
日曜日に近くのスーパーで買ったお弁当を食べた河川敷。いつも兄と3人。母は決まって家で留守番。今思えば、なんで母は来なかったんだろう。今度母に聞いてみよ。
「若いころはな、」っていつも昔の自慢話。でも、聞いてて父が誇らしかった。かっこよく感じてた。
何か聞くといつもすぐ教えてくれた。物知り博士。本当はいい加減はこと言っていたこともあったかも。
でももうそれも本人には聞けません。何十年かして、自分も向こうへ行ったとき聞いてみようかな。いや、聞かなくてもいっか。忘れているかもしれないし。
父が父で良かった。
Have a good day!