前回、第4回の記事はこちらです。
第1回はこちらです。
家計改善のすすめ。ムダをチェックし見直して、赤字体質から脱出しませんか。家計改善1
前回は、家計改善の王道、固定費について、しかも破壊力のある住居費と自動車関連費をみました。
今回第5回は、保険料からです。
無駄遣いの代表格
保険料
家計簿をつける中で、前回の二つの項目に次いで大きな固定費は保険料だ、というご家庭が多いのではないでしょうか。
毎月の保険料、いくら払っていますか。
生命保険、がん保険、学資保険、>養老保険、火災保険、自動車保険、旅行保険、ゴルフ保険…etc.
保険と名の付くのもを挙げだしたら、一体幾つあるのでしょうか。
今ご自分がご加入の保険、どんな保障内容か理解できている人なんて、いないんじゃないでしょうか。
保険は、入ってさえいれば、安心感が得られるのは確かです。
しかし、あくまでも保険。
万一の備えでしかありません。
万全にするのが悪いわけではないのですが、そのために今の家計を圧迫していたのでは、本末転倒です。
保険を万全にできるのはお金持ち。
でも、お金持ちには保険は要らない。
保険を万全にしたいのは庶民。
でも、庶民の収入ではお金が足りない。
これが、人生。
保険が必要な方は、実は、必要な保険全てに入ることは、金銭的に無理なのです。
保険料を捻出するために食費を削って病気になった。
笑えない笑い話です。
だったら、万一のことがないようにするためにお金を使った方が、何倍も楽しいですよね。
保険はあくまでも保険。
必要最低限の保障でいいのではないですか。
複数の保険に入っていますと、重複するムダな保障や、必要な額をはるかに超える保険金になっていたりするものです。
当然保険料も、必要以上に払っているわけです。
さあ、見直しましょう。
具体的には、別の記事で書きます。
習い事
これも、将来に向けた投資と考えますと、将来の保障である保険同様、あながちムダなものではなさそうです。
しかしです。
ここからもムダを洗い出しましょう。
習い事は、大人も子どもも見直しです。
まずは大人
スポーツジム
健康になっていますか。
「もうしばらく、行ってないなぁ。」
直ぐ解約です。
「行かなくちゃ行かなくちゃとは思っているんだけど。」
ストレスが溜まって、逆に不健康になっています。
直ぐ解約です。
「いろんな人との出会いの場なんだけどなぁ。」
大事な事ではありますが、今ここにある家計の危機と、優先順位を考えましょう。
英会話教室
海外で仕事や生活をする予定のない方、真剣に取り組んでいますか。
効果は現れていますか。
講師が金髪だから、イケメンだから、ではないですか。
直ぐに解約です。
ラジオで基礎英語を聞きましょう。
教材なんて、500円くらいです。
お金のかからない方法、たくさんありますよ。
ゴルフレッスン
これ、お金かかりますね~。
「上達しないのは俺のせいじゃない。」
今度出た最新モデル、飛びそうですよね~、止まりそうですよね~、入りそうですよね~、欲しいですよね~。
発売の度にクラブ買ってたら、それはお金、足らないですよね~。
子どもの習い事
本人は、元気に楽しんでいますか。
親の期待に応えないと、なんて気を使わせたりしていませんか。
何より、子ども自身が自由にできる時間は残っていますか。
家族みんなで話し合って、まずは、子どもがやりたいことだけやらせてあげる。
まずは、です。
いかがですか。
通信費
携帯電話、スマートフォン
最近では、とても安くなりました。通話料カケ放題。それでもまだまだ、小さくない金額です。
格安スマホへの乗り換え、検索してみてください。
電話番号は変わりません。
皆さんが格安に変更できずにいるのは、誤解と偏見、それと変なブランド志向が原因です。
どうしてドコモじゃないと駄目なんですか。
安心だから?
聞き覚えのないメーカーの食品、買うじゃないですか。安いから。
個人のタクシー、乗りますよね。安いのに高級車だから。
食べ物も乗り物も、命、かかってます。
でも、安いのを買います。
スマホ、故障しても命取られません。
でも、スマホだけはブランド志向ですか。
「でもぉ、格安スマホはぁ通話料が高いからぁ。」
ムダな電話(通話)を考えるいい機会です。
家の電話。いわゆる、加入電話。
しばらく使っていないのでは。
直ぐにとは言いませんが、解約を検討する頃かもしれません。
スマホの有料アプリ
買ったはいいけど、使っていないんじゃないですか。
忘れ去られているものもありますよ、きっと。
まずは、最初の契約の時に、半ば強制的に買わされたアプリから片付けましょう。
今すぐ確認です。
塵も積もれば山ですよ、チリツモ。
有料テレビ放送
テレビを観るのを止めますと、自由な時間がたくさんできます。
こんなに時間を無駄にしてたんだ!と、絶叫しますよ。
極端な話し、テレビを捨ててしまえば、NHKも解約できますね。
固定費って、主だったものはざっとこんなものでしょうか。
これだけでも、かなりの節約効果が期待できますが、せっかくですので、更に押し進めましょう。
次回は変動費をみていきます。
是非、お読みください。