お金が貯まる人と貯まらない人の違いはどこにあるのでしょうか。たくさんの要因が絡み合ってのことなのですが、究極に単純化しますと、次のようになります。
貯まる人は、収入が多く、支出が少ない。
貯まらない人は、収入が少なく、支出が多い。
貯まらないで困っている人は、収入を増やして支出を減らせば問題解決です。そうは言いましても、収入を増やすことは、一朝一夕でできることではありません。そこは別途、長期的な改善を考えるとしまして、すぐにできることから始めましょう。そう、支出を減らすのです。今日からすぐに実践できる具体例を紹介しますので是非、参考にしてみてください。
今回は、飲食に関して。
食べ過ぎ
普段のランチを思い出してください。
牛丼店では、必ず大盛りを注文していませんか。
ラーメン店では、ラーメン半チャーハン餃子セットを食べていませんか。
コンビニでは、おにぎりを3個も4個も買っていませんか。
例えば、大盛りを並盛にする、半チャーハンをやめる、おにぎりを1個減らす。
これにより、150円から300円くらいは支出が抑えられます。毎日のことですので、1か月では5,000円から10,000円くらいは節約になるのではないでしょうか。1口30回、よく噛んで食べれば、結構足りるものです。
これは何も外食に限ったことではありません。普段の食材にかかる費用も抑えられます。
夕食は食べきれないくらい作っていませんか。
もったいないから残さない、あとちょっとだから食べちゃいなさい。
なんて会話をしていませんか。
スーパーで買うお肉、あと50グラム少ないパックでもいいんじゃないでしょうか。重たいお米を買いに行く回数も減るでしょう。
飲み過ぎ
仕事の帰りにちょっと一杯。
たまに息抜きとして楽しい時間を過ごすのはいいですが、無駄に毎晩飲み歩いてないですか。
新型コロナウイルスの影響で、外での飲みの機会が減り、比例してお財布の中身の減りがゆっくりになったと実感されている向きもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと一杯3,000円、2軒目行って5,000円、次のお店は10,000円。終電逃して10,000円。これではすぐに破たんします。一晩で30,000円近く散財しています。
こんなことは稀かもしれませんが、例え1軒目3,000円で帰っても、月に10回飲んだら30,000円。
ストレス発散のつもりが、知らず知らずにストレスとなり、飲み過ぎ寝不足不摂生。精神的にも体力的にも疲れが溜まっていきますよ。
惰性や勢いでの飲み会は断って、山崎でも買って家で飲んだらいかがですか。高いお酒でも、むしろ安くつきます。奥様やお嬢様など、ご家族が喜ぶおつまみを買って帰っても、外で飲むよりお得では。
普段の惰性や習慣で、ついつい食べ過ぎていたり、ふらふら飲みに行ったり。これが大してご自身のプラスになっていないのでしたらすぐにやめて、本当に食べたいものを食べに、ご家族で週末にお出かけになったらいかがでしょうか。
きっと、気持ちもお財布も豊かになります。
ナツ亀